榊原るみ ひとりね ある夏の宵、人妻・織江(榊原るみ)の家を不意に訪れ、「間違えました」と去っていく若い男(高橋和也)。しかし彼はそれから幾度も家を訪れるようになり、夫の白木(米倉斉加年)はいらだちを隠せないが、彼も又ひそかに不倫をしていた。やがて織江は、次第に妖しい夢想を抱くようになり…。 『マリリンに逢いたい』『秋桜』などで知られる俊英すずきじゅんいち監督が、もう若くはない女の孤独と性の欲望を、しっとりとした静謐なモノクローム映像の中で幻惑的に描いた秀作。まるでクラシカルなヨーロッパ映画の大人の恋愛映画を観るがごとき、潤いのある奥深い世界観に圧倒される。キャストは総じて好演だが、身体を張った榊原の熱演と、名優・米倉の個性が際立って素晴らしい。
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